うたまっぷ作詞スクールの受講生が、作詞家デビュー致しました!
おめでとうございます
槙 香純(まきかすみ)さん、元々は翻訳家としてご活動されていた彼女ですが、
そもそもの翻訳家デビューに至ったのは、こちらも通信教育を介してとのことだそう。
夢に向かうひたむきな姿勢が実を結び、ついに作詞家への扉を開きました。

槙 香純
プロフィール
槙 香純(まき かすみ)。本名、原口 倫子。
翻訳家としては「谷川 倫子(たにかわ ともこ)」で活動、広島県出身。
翻訳家として活動の折、新たに創作の幅を広げるため
今年3月、うたまっぷ作詞スクールに入会する。
それまでは、殆ど作詞をしたことのない初心者だった槙さん。
課題を提出するにつれ、作詞のポテンシャルが急成長していきます。
そんな時、本スクール教授松本一起氏の目に留まり、氏自らの推薦により
今回デビューのチャンスをつかみました。
また、彼女の才能にいち早く気がつきサポートしていた、シャインファクトリーの
プロデューサーの推薦もあり、階SP所属 が決定しました。
かたちは違っていても、「言葉を表現する」というお仕事に携わられていた槙さん。
それでも、夢をひとつひとつ叶えられていくそのプロセスには
身近に感じられたり、共感できる部分があるのではないでしょうか。
そんな彼女より、作詞家を志される皆さんに向けてメッセージをお預かりしています。

歌には不思議な力があると思います。

ふと耳にした歌に心揺さ振られたり、涙したり、元気づけられたり…
ほんの数分間そこに繰り広げられる歌の世界の中に、等身大の自分を見つけられた時に、
私は素直に“自分でも詞を綴ってみたい”という想いに駆られていました。

最初のうちは自己流で、ただ闇雲に言葉を並べるだけでした。
そして行き詰まった時にこの作詞スクールに出会えました。

単なる自己満足の詞からプロの作詞家として通用する詞を書く。
そんな作詞家として重要で基本的な事やノウハウを教えてくれたのが、『うたまっぷ作詞スクール』でした。

客観的な目で自分の書いた作品を評価してくれる第三者の存在は、
作詞を勉強する人にとって必要不可欠だと思います。

また、『詩』ではなく『詞』を書くためには、それなりの知識、ルールを知ることも必要です。

インターネットを使ったスクールは、「居住地に関係なく」「自分の時間を有効に使いながら勉強できる」のが利点ですが、
継続していくことは意外と困難です。

私の経験から一つだけアドバイスをすると
「強い意志を持って、とにかく継続していくこと、作品を書き続けること」
それが一番大切だと思います。

勉強を続けていく中では不安に思うことも多々あることと思います。
私もそうでした。ほんとうにモノになるのだろうか…等。
そのような不安は自分の中に溜め込まず、遠慮なくスクールの先生に相談してみてください。

きっと、アドバイスくださるはずです。
単に作品を添削していただくだけではない、先生との信頼関係も築けると思います。

皆さんも自分を信じて、詞を書き続けて、そして夢をかなえてください。

槇 香純さんのデビュー作情報
言の葉クラシックオムニバス・アルバムで作詞家デビュー! 「四月の祈り」の作詞を担当しました。
ボーカルを務めるのは、「会いたい」が大ヒットの沢田知可子さん!!

言の葉クラシック
「ことのは Vol.1」
潟Gイム/言の葉クラシック

誰もが一度は耳に覚えのある、
クラシック・ボーカル集。
槙さんが担当されたのは
5曲目「四月の祈り」の作詞です。
原曲はスメタナの「モルダウ」。
ボーカルは「会いたい」が大ヒット、
沢田 知可子さん!
タイトル(カッコ内は作曲者:原曲)歌手
1.約束の笑顔 (ショパン:ノクターン作品9の2)庄野 真代
2.風があり空があり (J・ストラウス:美しき青きドナウ)麻倉 未稀
3.蒼き地球 (サンサーンス:動物の謝肉祭〜白鳥)国分 友里恵
4.月に思いを (グリーグ:ペールギュントより朝)刀根 麻理子
5.四月の祈り (スメタナ:モルダウ)沢田 知可子
6.夏の足音 (ドビュッシー:アラベスク1番)腰越 満美
7.海になる (ドボルザーク:スラブ舞曲)水越 けいこ
8.雨はキラキラと歌う (ボロディン:ダッタン人の踊り)中原 真砂代
9.夢はまだ (ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲)湊谷 真代
10.魔法の国 (ブラームス:ハンガリー舞曲)山路ゆう子
11.涼しい夏の午後 (アルベニス:タンゴ)伊倉 一恵
12.午後の描写 (エルガー:愛の挨拶)貝田 由里子
13.貝殻の記憶 (ヘンデル:調子の良い鍛冶屋)成瀬 みのり
14.笹舟 (フォーレ:パパーヌ)三谷 泰弘
15.小さな食卓 (フォーレ:シシリエンヌ)国分 友里恵
16.もしもあなたに (バッハ:シシリアーナ)木村 華子

言の葉クラシックシリーズにて、槙さんの歌詞が3作品に採用されています。
(※今作では、ペンネームは本名での名義となっています※)

タイトル歌手歌詞
四月の祈り
(原曲:スメタナ/モルダウ)
沢田 知可子歌詞を見る
心を繋いで・・・
(原曲:マスカーニ/カバレアルスカティカーナ間奏曲)
麻倉 未稀歌詞を見る
幸せは、そこに・・・
(原曲:サティ/あなたが欲しい)
刀根 麻理子歌詞を見る

ボーカルの沢田知可子さんについて
地元・埼玉県の運転免許試験場に勤務していた頃、ライブハウスでアルバイトとして歌っているところをスカウトされる。
1987年、『恋人と呼ばせて』でデビュー。
1990年、アルバムからシングルカットされた『会いたい』(テレビ朝日『トゥナイト』テーマ)が
ロングヒットでシングルセールス100万枚を達成、オリコンシングルチャートにも
100位以内に87週の長期にわたってランクインし、1991年の紅白歌合戦に出場した。